野菜ブロス
Vegetable Broth|各国共通読み:やさいブロス
野菜の甘みをやさしく引き出した、簡単で美味しい野菜ブロスのレシピ。

材料
- 玉ねぎ 1個
- 人参 1本
- セロリ 1本
- きのこ 100g
- 水 2リットル
- 塩 小さじ1
- ローリエ 1枚
- 黒粒胡椒 5粒
手順
玉ねぎ、人参、セロリは適当な大きさに切り、きのこは薄切りにします。
鍋を中火で熱し、切った野菜を約5分、軽くしんなりするまで炒めて甘みを引き出します。
水、塩、ローリエ、黒粒胡椒を加えます。ひと煮立ちさせたら弱火にし、蓋をせず約15分煮出します。
味をみて、薄ければさらに5〜10分煮詰めて旨味を深めます。
火を止め、野菜をこし器でこし、ブロスを容器に移します。粗熱をとってから冷蔵庫で保存し、4〜5日以内に使い切ってください。長期保存する場合は冷凍してください。
なぜこれが効くか
このレシピは、野菜の甘みをやさしく引き出すために、弱火でゆっくりと煮込むことが重要です。玉ねぎや人参、セロリには自然な甘みがあり、これを引き出すことでおいしいブロスが完成します。煮込み時間が短すぎると、甘みが十分に引き出されず、風味が薄くなってしまいます。逆に、煮込みすぎると野菜が崩れてしまい、食感が悪くなることがあります。もしブロスが濁ってしまった場合は、再度こし器でこし直すことで、澄んだ仕上がりに戻せます。野菜の種類を変えることで、風味を変化させることもできるので、好みに応じてアレンジしてみてください。
ありがちな失敗
最初に塩を入れすぎる。
目安: 序盤は塩を控えめにし、仕上げに味を調える。
なぜ重要か: 蓋をせずに煮るブロスは煮詰まって味が濃くなるため、最初にちょうどよかった塩加減が仕上がりでは濃すぎることがあります。さらにこのブロスは、あとで別の料理に使って改めて味つけする土台でもあります。
どうするか: 最初は薄めに塩をして、味が出てから調える(レシピの手順どおり)。濃くなりすぎたら水を少し足してバランスを戻します。
強火で煮立てる、または蓋をする。
目安: 蓋をせず、弱火で静かに煮出す。
なぜ重要か: ぐらぐら煮立てると野菜が動いてブロスが濁り、蓋をすると煮詰まらず澄みません。蓋をせず弱火で煮ることで、すっきりした旨味が出て液体も澄んだままになります。
どうするか: ひと煮立ちさせたら弱火に落とし、ふつふつする程度を保って、レシピの通り蓋はせずに煮ます。
野菜を煮すぎる。
目安: 甘みが出る程度に。目安の約15分、深めたいときも少し延ばす程度に。
なぜ重要か: 煮すぎると野菜が崩れてブロスが濁り、繊細な香りも甘くすっきりした風味から、ぼやけてわずかに苦い方向へ傾きます。
どうするか: 味をみながら煮て、よい風味になったら早めにこします。熱い液体の中に野菜を入れっぱなしにしないこと。
こしたブロスを常温で長く置いて冷ます。
目安: 粗熱を素早くとり、冷蔵して4〜5日以内に使い切る(または冷凍する)。
なぜ重要か: 大鍋いっぱいの温かいブロスを常温に置くと、細菌が増えやすい温度帯に長くとどまってしまいます。手早く冷ますことで安全に保存できます。
どうするか: こしたあとは素早く冷まします。浅い容器に分けるか、鍋ごと氷水に当てて冷やしてから冷蔵庫へ移します(レシピの指示どおり)。
見極めのポイント
- 炒めたあとの野菜: しんなりしてつやが出た状態。 甘い香りが立ち始め、焦げていないこと。
- 煮出している間: 小さな泡が静かに立ち、香りが安定している。 液体が暴れずに色づいていくこと。
- 仕上がりの目安: すっきりとまろやかな野菜の甘み。 ただの水っぽさではなく、野菜の味がすること。
- こしたあと: 澄んだ淡い色の液体で、浮いたかすがない状態。 冷ます準備が整っています。
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